パニック発作
〇最初の発作
12月、突然あの日がやってきました。そう、パニック発作です。通勤途中の電車は
相当混雑していたのですが、つり革につかまってスマホを操作していました。
突然、サーっと血の気が引いたと思ったらその後、ジワジワ身体中火照って手や
顔から冷や汗が大量に出てきたのです。ふら付きと目まいで立っていられない状況に
なりつり革に体重をかけて耐え凌ぎました。汗が額からポタポタ垂れてきてもハン
カチで拭く余裕もありませんでした。
幸い、倒れる寸前に前の席が空いて座る事が出来、ギリギリで難を逃れました。
その日は何とか出社し、業務をすることができましたが、不安感の中で定時で退社
しました。今までで初めての大変恐ろしい体験で、どうしたら良いか分かりません
でした。
〇2回目の発作
次の日も同じ電車の同じ区間で、全く同じ症状が起きました。この時は座る事が
出来ず、倒れる寸前でした。幸い、丁度電車が駅に到着し、ホームの椅子に座って
休みましたが、恐怖と冷や汗とふら付きでしばらく動く事ができませんでした。
会社に出社することは断念し、やっとの思いで自宅に引き返し、その後数日間、
ベッドから動くことができませんでした。
〇休職
この日を最後に会社には出社できていません。うつの症状が悪化し、心療内科の
先生から自宅療養の診断書がでました。
心療内科の先生によると、パニック発作は突然起こるものであり、うつ病との
直接的な関係はないとの事ですが、日々のストレスが溜まってきた状況の中で、
いくつかの条件が重なって起きたのだろうとの事です。
さすがに青天の霹靂とは正にこの事です。これさえ無ければ、今もたまに休みな
がらも、無理をして出社していると思います。私も観念しました。仕方ないな・・・。
納得の上、休職したのです。
ここまでお読みく下さり、有難うございました。